【実践報告】彦根市の企業様で転倒災害防止セミナーを実施してきました

高齢化が進む職場での転倒災害は、企業にとって重要な安全管理課題の一つです。
特に50代以上の従業員が多い職場では、加齢による身体機能の低下が転倒リスクを高める要因となります。

今回は、彦根市の従業員400名規模の印刷業の企業様にて、**50代以上の従業員の方々を対象とした「転倒災害防止セミナー」**を実施しました。
60分間のセミナーを通じて、転倒のメカニズムを理解し、実践的なセルフチェックや運動を取り入れながら予防策を学んでいただきました。


転倒災害のリスクと予防のポイント

転倒災害は、加齢に伴う身体機能の低下によりリスクが高まります。
特に以下の機能が低下すると、転倒の危険性が増します。

📌 筋力の低下(特に下半身の筋力不足)
📌 バランス能力の低下(平衡感覚の衰え)
📌 柔軟性の低下(関節の可動域制限)
📌 反応速度の低下(つまずいた際の対応力)

これらのリスクを理解し、日常的な予防策を講じることが重要です。


セルフチェックシートで転倒リスクを“見える化”

今回のセミナーでは、参加者の皆様に「セルフチェックシート」を活用していただきました。
自分の身体が知らず知らずのうちに衰えていないか? を確認し、リスクを数値化することで、客観的に現状を把握できる仕組みを取り入れました。

姿勢の評価(正しい姿勢が取れているか?)
柔軟性の評価(関節の可動域は十分か?)
俊敏性の評価(素早く反応できるか?)
平衡性の評価(バランスを維持できるか?)

参加者の皆さんは、真剣な表情でチェックに取り組み、結果を確認しながら「思ったより柔軟性が落ちていた」「バランス力を鍛えないと」といった声が聞かれました。


セミナー参加者の反応

当初は「義務だから参加した」という方も多かったようですが、ワークが進むにつれて皆さんの表情が変わり、自然と笑顔や会話が増えていきました。
特に、体を動かす実践ワークでは、参加者同士が積極的にコミュニケーションを取り、楽しく学んでいる姿が印象的でした。

また、セミナーの最後に私がお伝えしたメッセージが、

「運動は身体機能を改善するお薬です。」

という言葉です。
日常の中で無理なくできる運動を続けることで、転倒リスクを減らし、健康的に働き続けることが可能になります。
今回のセミナーをきっかけに、参加者の皆さんが「できることから始めてみよう!」と思っていただけたなら、講師としてこれ以上嬉しいことはありません。


担当者様からのご感想

セミナー後、担当者の方から 「この度はご支援いただいたおかげで、大変有意義な研修となりましたこと、心よりお礼申し上げます。」 とのコメントをいただきました。

転倒災害の予防は、従業員一人ひとりの意識向上だけでなく、企業全体の安全管理にも直結します。
今後も、このようなセミナーを通じて、より多くの方々の健康と安全をサポートしていきたいと思います。


企業の転倒災害対策にお悩みの方へ

「従業員の転倒リスクを減らしたい」「労災を防ぐための教育を行いたい」 とお考えの企業様へ。
当社では、業種や職場環境に応じた転倒災害防止セミナー を提供しています。

📩 お問い合わせはこちら 👉 [Info-pw@prowell.co.jp]
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ぜひ、安全で健康的な職場づくりのために、お気軽にご相談ください!