
セミナー概要
2025年12月、彦根労働基準監督署 の依頼により、滋賀産保専門相談員として
転倒災害および腰痛予防をテーマとした安全衛生セミナーを実施しました。
本セミナーには、約130社の事業場が参加し、
製造業を中心とした多くの企業担当者が参加されました。
本取り組みは、滋賀労働局 が進める
労働災害防止施策の一環として行われたものです。
セミナーの目的
本セミナーの目的は、
転倒や腰痛を「注意不足」や「個人の問題」として捉えるのではなく、
職場全体で向き合うべき安全衛生課題として再認識することにありました。
単なる注意喚起ではなく、
- なぜ災害が繰り返されるのか
- どのような視点で整理すると理解しやすいのか
- 現場で考える際の軸は何か
といった 「考え方の整理」 を重視した構成としました。
扱ったテーマ
本セミナーでは、以下の領域について解説を行いました。
- 転倒災害が発生する背景と構造
- 職場環境・作業行動・管理体制・身体機能という複数の視点
- 腰痛対策を1次予防〜3次予防の考え方で整理する視点
- 安全衛生対策を「教育・環境・行動」の組み合わせで捉える重要性
セミナーで重視した考え方
本セミナーでは、一貫して次の点を重視しました。
転倒や腰痛は、
個人の注意や努力だけで防げるものではなく、
職場の環境や仕組みと密接に関係している
そのため、
「気をつけましょう」「注意しましょう」といった表現に終始せず、
職場としてどう捉え、どう考えるかという視点を共有しました。
おわりに
転倒災害や腰痛は、
業種・規模を問わず、すべての職場に関係する安全衛生課題です。
今回のセミナーが、
各事業場において 安全衛生を考える一つのきっかけとなることを期待しています。
