転倒防止・腰痛予防のためのインボディー測定

 労働災害の4分の1が転倒災害であり、4日以上から1カ月以上の休業を余儀なくされています。また、プレゼンティーズムの要因1位は腰痛です。

 加齢に伴い、筋力、バランス能力、瞬発力、柔軟性といった身体機能が衰え、とっさの防衛動作が遅れることが原因と考えられます。また、身体に対する累積された負荷も見逃せません。

 しかし肉体の衰えは気づき難く、正直なところ向き合いたくないという心理もあるでしょう。
そして、次のような心理から、事故が起こります。
  1.無自覚→「今まで同じコトしてきて大丈夫やったのに、なんで転倒したのかわからん!」
  2.急ぎ作業→「早く帰りたかったんやー!以前ならできたんやけど。」
  3.ルール無視→「こんなの守ってたら仕事にならん!力づくでちゃんとできるで!」

加齢に伴い、特に筋力やバランス能力、瞬発力、柔軟性といった身体機能が衰えが生じ、とっさの防衛動作が遅れることが原因と考えられます。

 労働者一人一人に体力や身体の変化を自覚し、向き合ってもらうことは重要です。インボディ測定は、わかりやすい結果用紙や、無料アプリによるデータ管理で、健康行動に関心のある層から無関心層にまで効果的に働きかけます。

Inbodyを腰痛対策や転倒防止、健康経営に活用するメリット

血液検査で病気を早期発見する健康診断と異なりインボディー測定は筋肉量や体脂肪量・ミネラル(骨量)を見える化することで、健康に無関心な従業員にも、体力や身体バランスの変化を自覚させ、身体活動量や生活習慣の改善に対して行動変容を促すことができます

Inbodyを健康経営に活用するメリットは以下の通りです:

従業員の健康意識向上

  1. 即時フィードバック:その場で測定結果が確認でき、従業員の健康への関心を高めます1
  2. 視覚的な結果提示:「骨格筋・脂肪」や「体型チェック」の結果が視覚的に分かりやすく、参加者の関心を引きます1

健康経営の効果的な推進

  1. データに基づく計画立案:従業員の体成分データを考慮して、より効果的な健康経営計画を立てることができます1
  2. 継続的な評価:定期的な測定により、健康経営施策の効果を経年で評価できます1

幅広い従業員層へのアプローチ

  1. 簡便性:測定方法が簡単で、誰でも気軽に参加できます1
  2. 無関心層へのアプローチ:健康に無関心な層の意識を高めるきっかけとなります1

健康リスクの早期発見

  1. 健診では見えない情報:通常の健康診断では把握しづらい身体状況をデータで捉えることができます1
  2. 予防的アプローチ:潜在的な健康リスクを早期に発見し、対策を講じることができます。

モチベーション向上

  1. 個人の健康改善:測定結果を基に、個々の従業員が自身の健康改善に取り組むモチベーションが向上します1
  2. 全体的な健康意識:測定を通じて、企業全体の健康意識が高まります1

効率的な健康管理

  1. 持ち運び可能:InBody430は持ち運びが可能で、全国各地で測定会を実施できます
  2. 時間効率:測定時間が短く、業務への影響を最小限に抑えられます。

Inbodyを活用することで、従業員の健康意識を高め、データに基づいた効果的な健康経営を推進することができます。これにより、企業全体の生産性向上と持続可能な成長につながることが期待されま

※体内にペースメーカーなどの電子機器を装着されている方は、インボディー測定が実施できません

   測定結果は、アプリで管理および専用用紙への印刷が可能です。

Inbodyは転倒防止に有効な測定ツールとして活用できます。以下にInbodyの転倒防止における有効性について説明します。

Inbodyによる転倒リスク評価と対策

Inbodyは体組成を詳細に分析することで、転倒リスクに関連する重要な指標を提供します。

筋肉量の評価
転倒防止において筋肉量は重要な要素です。Inbodyは全身および部位別の筋肉量を測定し、特に下肢の筋肉量低下を検出できます。筋肉量の減少は転倒リスクを高めるため、この情報は予防策を講じる上で有用です。具体的には、特に下肢の筋肉量に注目します1。下肢の筋肉量低下は転倒リスクを高めるため、定期的に測定して筋肉量の維持・増加を目指します。

バランス評価
Inbodyは左右の筋肉量バランスを測定できます。骨折後のリハビリなどで、患側と健側の不均衡を把握し、バランスよく回復できるよう管理することで転倒の再発リスクを低減できます。

サルコペニアの評価
Inbodyで測定できるSMI(四肢筋肉量指数)は、サルコペニアの診断基準として使用されます。サルコペニアは転倒リスクを高める要因であるため、この評価は転倒防止に役立ちます。

転倒防止への活用

身体変化の可視化
Inbodyは年齢に関係なく、筋肉量や体脂肪量などの絶対値を測定します。これにより、加齢に伴う身体機能の衰えを客観的に把握でき、転倒リスクの増加を早期に認識できます。対策としては、InBodyで全身および部位別の筋肉量を測定し、特に下肢の筋肉量に注目します。下肢の筋肉量低下は転倒リスクを高めるため、定期的に測定して筋肉量の維持・増加を目指します。

行動変容の促進
測定結果を通じて、従業員に体力や身体バランスの変化を自覚させることができます。これにより、身体活動量の増加や生活習慣の改善など、転倒防止につながる行動変容を促すことができます。

定期的なモニタリング
Inbodyを定期的に使用することで、筋肉量の変化や体組成のバランスを継続的に監視できます。これにより、転倒リスクの増加を早期に発見し、適切な予防策を講じることが可能になります。

Inbodyは転倒防止に直接的な効果をもたらすものではありませんが、転倒リスクの評価や予防策の効果測定に有効なツールとして活用できます。測定結果に基づいた適切な運動プログラムや生活習慣の改善を組み合わせることで、効果的な転倒防止対策を実施することができます。

体組成評価による腰痛リスク把握

筋肉量の評価
InBodyは全身および部位別の筋肉量を測定できます。特に体幹部の筋肉量が不足している場合、腰部への負担が増加し、腰痛のリスクが高まる可能性があります。

体脂肪率の評価
過度の体脂肪、特に腹部脂肪の蓄積は腰部への負担を増加させ、腰痛のリスクを高める要因となります。InBodyで体脂肪率や内臓脂肪レベルを評価することで、このリスクを把握できます。

バランス評価

InBodyは左右の筋肉量バランスを測定できます。体の左右のバランスが崩れていると、姿勢の歪みや筋肉の不均衡な使用につながり、腰痛のリスクが高まる可能性があります。

Inbodyによる腰痛対策プログラムの立案と効果測定

InBodyの測定結果を基に、以下のような腰痛対策プログラムを立案し、その効果を測定することができます:

  1. 体幹筋力強化プログラム
  2. 体重管理プログラム
  3. 姿勢改善プログラム

これらのプログラムの効果を定期的なInBody測定で評価することで、客観的なデータに基づいた腰痛対策が可能になります。

モチベーション向上

InBodyの測定結果を視覚化することで、腰痛対策プログラムの効果を数値で確認できます。これにより、患者のモチベーション向上につながり、継続的な取り組みを促進できます。InBodyは腰痛対策に直接的な効果をもたらすものではありませんが、腰痛のリスク要因を評価し、適切な対策プログラムの立案と効果測定に活用することで、効果的な腰痛予防や改善につなげることができます。ただし、腰痛の原因は多様であるため、InBodyの測定結果だけでなく、医師や理学療法士などの専門家による総合的な評価と指導が重要です。

Inbody測定事例

インボディ・ジャパンの事例

  1. 「InBody Challenge」の実施
    • 3ヶ月間で約2,000名の従業員が参加
    • 体成分改善に向けた取り組みを促進
  2. 成果
    • 1位の社員がInBody点数を9点向上
    • 筋肉増加量部門1位:+3.6kg増量
    • 体脂肪減少量部門1位:-5.6kg減量
  3. 効果的な施策
    • チーム戦の導入によるモチベーション向上
    • LookinBody Webを使用した結果管理
    • 上位入賞者への賞品提供
  4. 従業員の反応
    • 健康意識の向上
    • 社内コミュニケーションの活性化
    • 運動や食事への意識改善   
      ※参考URL2024.10.20最終閲覧 https://inbody.co.jp/inbody-challenge-2023-for-inbodyman/

料金

測定時間、実施内容などにより変動します。お気軽にご相談ください。
インボディ出張測定
  1時間当たり6-10名程度、一人当たり所用時間は5-8分。
  専用用紙50枚付きです。
  測定結果の見方は、動画で視聴する形式であれば、1時間あたり最大20-30名ほど測定可能。
   
◎その他:
  結果用紙 1セット25枚/500円 
  測定後のアドバイスは、希望者に対して公式LINEで個別対応(費用は別途ご相談)
  交通費別途(市内無料) 

〇免責事項
  測定中に万が一、転倒などのケガなどをされた際には、他旺社に明らかな過失が認められる場合を除き、
  当社では責任を負いかねますので、ご了承ください。