
不定愁訴は、適切な環境調整や作業時間の管理、身体機能向上、教育などによって軽減でき、労働生産性を高めることができます。頭痛や肩こりが問題となる事務作業や、腰痛による休職者が絶えない事業所の対策チームを支援します。また、外部労働者支援プログラムの一貫として、すでに困っている従業員さんに対して相談業務を請負います。
EAP(従業員支援プログラム)として慢性痛の相談や個別指導を提供
慢性痛に悩む従業員さんからの相談を外部EATとして受託し、身体機能評価や運動指導、生活指導、作業管理や作業環境管理などへの指導を実施します。20年以上の理学療法士としてのキャリアを生かしたプロウェルにしかできない総合的な指導を実施します。
腰痛予防のエビデンス
〇運動療法は有用(中等度の効果あり)
〇運動と職場環境の改善は有用(中等度の効果あり)
〇コルセットには腰痛の直接的予防効果はない
肩こり腰痛に対するEAP指針
多くの職場で腰痛は発生しており、要因は多様です。
①環境要因(振動、床材、温度、段差、人員…)
②動作作業要因(重量物取り扱い、非自動化、拘束姿勢、不意な動作…)
③個人的要因(年齢、身長、性別、体力、筋力、柔軟性、神経筋機能、基礎疾患…)
④心理社会的要因(仕事満足度、人間関係トラブル、不定愁訴に対する考え方…)
1.環境は変えられるか>2.行動は変えられるか>3.個人の能力・身体機能を高めることができるか。






では、腰痛に最も注意すべき作業は?




腰痛の起こりやすい職業は?

肩こり腰痛予防労働衛生コンサル・転倒予防のプロジェクト業務
理学療法士が労働衛生に関わる意義
理学療法士は、健康管理、作業管理、作業環境管理の観点に加え、身体機能学、運動学的な視点、人間工学的な視点、リスク予測能力などによって、働く人々の健康維持増進の強力なパートナーとなり、パフォーマンス向上に貢献できます。腰痛予防労働衛生教育インストラクターのノウハウに加え、理学療法士としての身体機能に対する対応力を活かしたサポートが可能です。
リスクアセスメント
まず、現場の課題について調査し、重点課題や重点箇所を確認し、作業リスクを洗い出すことが重要です。職場環境、作業内容、身体因子(身体機能)、心理社会的因子が関連します。経営者や労働安全衛生委員会などの組織でリスクアセスメントをもとに、労働衛生教育や労働安全衛生マネジメントを検討していきます。
プロジェクト
職場における肩こり腰痛・転倒予防の対策は、課題が現場ごとに異なることを考慮することが重要です。作業特性から考えられる身体機能の変性、業務に対する緊張感、社内のコミュニケーション、職場環境や作業内容などを考慮する必要があります。当社では、職場をより良くするパートナーとして、現場で働く一人一人を大切にしながら、そのような視点に基づいてアセスメントや介入方法をご提案させていただきます。
Step1:打合せ 現状の課題や要望の確認
Step2:PROWELL式 社員アンケート調査作成(1次調査)
Step3:アンケート実施(WEB調査)
Step4:アンケート解析
Step5:解析結果報告
Step6:肩こり腰痛に関する補足調査(2次調査)
Step7:現地調査(作業環境、作業姿勢や作業時間などリスクアセスメント)と補足調査
Step8:課題整理
Step9:プランニング(労働衛生教育、作業管理・作業環境管理・健康管理。健康経営の概念による組織づくり)
Step10:プロジェクト実施(労働衛生教育、職場巡視、作業環境の調整・作業標準・体操指導・個別指導・健康経営支援・ボディケアブース提案)
Step11:月1-2回の現地訪問
Step12 :最終評価(PROWELL式 社内アンケート調査と今後の課題や要望の確認
プログラムでは、肩こり腰痛予防やメタボ予防・転倒予防などを目的とした気軽な運動の指導、肩こり腰痛道場をはじめとしたセミナー、インボディー測定や足裏測定 などのカテゴリーを組み合わせることで健康管理の効果を高めることができます。
費用
EAT受託費用
〇ご予算に応じて、月間相談件数上限についてご相談の上決めさせていただきます。
プロジェクト費用
〇肩こり腰痛・転倒予防(労働衛生)プロジェクト事業
1プロジェクト/12カ月
:月1回/年 900,000(税別)
:月2回/年1,680,000(税別)
〇肩こり腰痛・転倒予防(労働衛生)アセスメント事業
:スポット契約A : 6時間/9万円(税別)
:スポット契約B:60分/2万円(税別)